技術紹介

ろう付技術

ろう付の特徴

  • 母材がほとんど溶けない。
    銀ろうを使用しており、作業温度を700℃~800℃の領域で行い、比較的に高温領域でない為、素材の組成を壊すことなくろう付ができる。

  • ぬれによってろうが母材の狭いすきまに入るので、複雑な形状 で、接合部が多数箇所あるものも接合が容易。

※弊社では高周波誘導加熱装置を4台保有しており、ガスろう付とは異なり、目視で確認しながらのろう付を行っています。

※弊社では高周波誘導加熱装置を5台保有しており、ガスろう付とは異なり、目視で確認しながらのろう付を行っています。

PTA溶接技術

PTA溶接の特徴

  • 電極と母材間にプラズマアークを発生させ、その中へ粉末をキャリアガスと共に供給して溶接を行う。

  • 熱集中性が良いため、ビート幅が狭く、高速溶接が可能

  • スパッタが発生しない。

※弊社では、ペレタイザー用回転刃にステライト内盛溶接するためにPTA溶接装置を岡山県・岡山市の補助金を受け、自社で開発し、長時間安定した高品質な溶接を行っています。

※弊社では、ペレタイザー用回転刃にステライト内盛溶接するためにPTA溶接装置を岡山県・岡山市の補助金を受け、自社で開発し、長時間安定した高品質な溶接を行っています。

YAGレーザ溶接補修技術

YAGレーザーの原理

  • YAGレーザはYAG(Yttrium Aluminium Garnet)ロッドと呼ばれるレーザビームを発生する物質に強烈な閃光を照射し、媒体から発生したレーザビームを増幅させ、材料を加工するためのエネルギーを持つレーザビームを作り出す。

YAGレーザ溶接の特徴

  • 波長が1.06μmと小さいため、石英ファイバによる伝送が可能。

  • エネルギー密度が高く、材料を瞬時に溶かし、熱が拡散しないので溶け込みが縦方向に深くなり、熱影響(歪み・焼け焦げ)が少なくなる。

※弊社では、YAGレーザ溶接機を1台保有し、各種補修作業を行うとともに、ステライト製回転刃の刃先補修等の研究を重ねています。